見せてもらおうか!HGのガンプラの品質とやらを!
今のガンプラはスゴイ!それを実感するため、今回は1/144 HGUCガンダムを作ってみた。
HGUCシリーズのNo.021 RX-78-2 ガンダムを買ってきました。パッケージは旧キットに比べてずいぶん大きくなっています。価格も1,080円(税込)と、およそ3倍です。(…シャアか!)
パッケージにはコアファイターのイラストもあります。(おまけ的にコアファイターが入っています。)
さっそく箱を開けてみると、旧キットに比べたくさんのカラフルなランナーが現れます。
この時点で、旧キットやFGとの違いが明らかです。昔作った「色プラ」を思い出しました。でも、昔の色プラは1/144ではなく、たしか1/200だったか1/250くらいの、さらに小さいキットだったと思います。
パーツの数も随分多くなっており、素材もスチロール樹脂(PS樹脂)のものだけでなく「ポリキャップ」と呼ばれるPE樹脂のパーツもあります。このパーツのおかげでスムーズで自由度の高いポージングが可能になりました。今のガンプラの象徴ともいえるパーツですね。
旧キットとHGUCを比べてみた
実際にガンプラを組むのはご自身で楽しんでいただくのがいちばんです。ということで、作成については端折ってしまいますが、出来上がったHGUCのガンダムと、先日から仮組みのままの旧キットガンダムと比較してみました。
カラーリングは言うまでもなく圧倒的にカラフルです。塗装しなくても劇中のカラーリングをほぼそのまま再現されています。可動領域の違いを確認してみると、とくに目立つのが「足回り」。旧キットではできなかった「もも上げ」ができます。これだけでポージングの幅が大きく広がります。
背面や足の裏のモールドも違いが顕著です。旧キットとは明らかに違いますね。ビームライフルもより精巧に作られています。グリップのところなんか旧キットは「ただの棒」です。今のキットしか知らない世代からすると「不良品かな?」なんて思う代物です。
参考までにFGとも少し比較してみます。
よく見ると、FGのほうがモールドが細かいという事実が発覚しました!ランドセルとふくらはぎのところが特に違いが明らかです。でもバランスはよく似ていますね。さすが、デザインのもとがPG(パーフェクト・グレード)だけのことはあります。FG侮るなかれ!
ガンダム大地に立つ!
旧キットはガンプラを立たせるのが精一杯でした。関節などは摩耗してしまうと、立つことすらままならなくなってしまいました。ポリキャップとは素晴らしいですね!関節の摩耗を気にすることなくポーズを取らせることができます。
ちょっとパッケージを意識してみました。
劇中のシーンを再現しやすくなっています。
そうそう、ビームサーベル用のパーツに「クリアパーツ」が使われており、ビーム感が一層演出されています。旧キットなんかはただの棒ですからねぇ。ちなみに、HGでもジムのビームサーベルは普通にスチロール樹脂製です。
なにより、HGガンダムで驚いたのは「片足立ち」ができることです!旧キットは「もも上げ」すらできなかったので、片足立ちなんてもってのほかでした。しかも、やるとしたら結構な改造が必要になってしまいました。
きちんとバランスを考えてポージングさせると、片足でも結構いろいろなポーズを取らせることができます。
ちなみに、おまけ程度のコアファイター。塗装なしだと「おもちゃ感」がハンパないです。
ワクワクが止まりません!「カッコいい!」連呼してました。
40過ぎてもガンプラを作ると、ワクワクしてたまりませんね。HGでもパチ組み(塗装とか気にせずにとにかく作る)であれば30分くらいで作ることができます。ちょっとした時間で楽しめ、手頃な価格なので趣味にはもってこいではないでしょうか!
さて、次のモビルスーツは?
[char no=1 char="ガンダム好き"]今回使用したガンプラはRX-78-2 ガンダム (HGUC)ですが、リバイブ版が発売されたため品薄になっています。ガンダムV作戦セット (HGUC) であれば今も手に入りやすいです。RX-78-2 ガンダム (HGUC)と同様のキットの他、リバイブ前のRX-77-2 ガンキャノン (HGUC)、RX-75 ガンタンク (HGUC)も一緒になって2,808円とお得です![/char]